ギガってなに?

2021年4月28日 2023年11月8日
カテゴリ: IT入門
ITパスポート 接頭辞

今月ギガが足りない!

「ギガが減る」とか、「ギガが少ない」といった奇妙な表現が割と一般化していますよね。
そもそもこのギガというものは何なんでしょうか。

よく言うギガとは、スマホの月当たりの高速通信容量を指しています。

スマホのプランにもよりますが、月10ギガとか20ギガとかありますよね。
例えば10ギガのプランなら、その月の通信容量が10ギガになるまでは高速で通信できるけれど、それを超えると低速通信に切り替わります。

スマホでネットを見ていたら急に遅くなったという場合、月の通信容量が契約しているプランの枠を超えてしまった可能性があります。
いわゆる「ギガがなくなった」状態ですね。

ギガの本当の意味

この場合のギガとは、ギガバイト(Giga Byte)を指します。
もっと正確にいうと、ギガは10億を意味する接頭辞です。
そして、バイトというのはデータ容量の単位です。

例えば10ギガというと、
10ギガバイト = 100億バイト
という意味になります。

また、通常1バイト = 8ビットを意味します。
ビットとは2進数の一つの桁のことです。
8桁の2進数をひとまとめにして1バイトと呼んでいるのです。

文字や動画・音声などあらゆるデータは0と1の羅列で表現しています。
例えば、容量10ギガの動画ファイルがハードディスクに保存されている場合、ハードディスク内では0または1のデータが800億個記録されていることになります。

データの種類によって必要なデータ量は変わってきます。

データの種類 一般的なデータ量
文字 (1文字あたり)1~4バイト
画像 数キロバイト~数メガバイト
動画 数十メガバイト~数ギガバイト

キロは1000、メガは100万の接頭辞です。

上の表からわかるように、動画というものはとてもデータ量が多いのです。
動画ばっかり見ていたらあっという間にギガがなくなってしまうのはそのためです。

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